内藤工務店
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内藤工務店の歩み

内藤工務店の歩み

内藤工務店の歩み

青池社長に、内藤工務店のこれまでの歩みとこれからの歩みをお聞きしました。

地元・福岡で施工一筋に60余年

1959(昭和34)年、現社屋がある福岡市中央区港で創業いたしました。

以来60年以上にわたり、「地域に根ざし、地域に選ばれ、地域に貢献する」をモットーに、“建物づくりのプロ集団”として福岡市内を中心とする大型公共施設、中高層マンション、教育施設、工場などさまざまな建物の建設に携わってまいりました。

祖父である初代社長・内藤正治は、地元福岡の建設会社から独立した設計士でした。創業当時の会社周辺は福岡船だまりとして盛んで、多くの水産会社や商店が軒を連ねていたそうです。地元の方々からの依頼で、倉庫や社宅、戸建て住宅などの施工を数多く手掛けてきたのが当社の成り立ちです。

大型工事を請け負うようになったのは、父・内藤建三が二代目社長に就任してからです。二代目社長は初代の義理の息子にあたり、もともと大手建設会社で土木関係の仕事をしていました。「ものづくり」と「現場」が大好きな人で、多忙な社長業と営業の合間に時間を見つけては、よく現場に足を運んでいました。

父に連れられ、幼い頃から現場を訪れていた私は、学ぶともなく建設業界のことを学び、大手建設会社の九州支店での勤務を経て、約20年前に当社に入社しました。以降、経理・総務を担当し、長年、管理本部の取締役として管理統括してきたのち、2020年、先代の逝去に伴い、三代目社長に就任しました。

創業以来変わらない、
「お客様第一」「地元愛」「堅実経営」の考え

初代、そして二代目社長を通じて変わらず大切にしていることが、大きく3つあります。
まず、お客様にとって本当に価値ある建物づくりに徹すること。次に、地元福岡に密着し、地域と福岡市の発展に貢献していくこと。最後に、建築業一筋の堅実経営です。

関わるすべての人の幸せと本当に価値ある建物づくり

30年、50年先を見越し、お客様や地域の人々の『価値』になるご提案をすることが私たちの望みです。施工(工事物件引越し)は終わりではなく、建物が存在し続ける限り、建物ともお客様とも関係は続きます。こだわりを大切に、より良いものをつくろうというこの姿勢は、創業以来、社員一人ひとりに自然と刷り込まれているものです。

地元福岡に密着し、地域と福岡市の発展に貢献していく

「福岡が好き、地元が好き」という思いから、地元福岡に特化した施工にこだわってきました。福岡市との関りも深く、過去には小呂島(おろのしま)での小中学校校舎の建設、福岡西方沖地震で被害に見舞われた玄界島の市営住宅や県営住宅の建設など、離島の公共事業に取り組みました。2020年には長浜の「鮮魚市場突堤東卸売場棟」建設。現在は、「アイランドシティ香椎浜小学校」(2024年4月開校予定)建設や、簀子小学校跡地活用事業「りすのこスクエア」(2024年1月開業予定)のプロジェクトにも携わっています。

従来の経営に、
女性ならではの柔軟さとデジタル化を

社長業を引き継ぎ、はや2年。従来の“内藤工務店らしさ”はきちんと踏襲しつつ、社員一人ひとりのやりがいや成長を引き出せる柔軟な経営管理体制や、業務のデジタル化による効率向上にも力を入れています。

一方で、男性社会の建設業界では、私のような女性社長はもちろん、建築現場で働く女性社員もまだまだめずらしいのが現状です。「女性だから」という目で見られることもありますが、女性ならではの強みを生かした柔軟な視点と方法で、建築業界での女性の活躍を後押しできるような業績を残していくことも、私自身の課題です。

明るくて、ものづくりが好きな人と共に

当社では、社長と社員、先輩社員と若手社員の距離が近く、やる気さえあれば周囲の協力や支援でステップアップしていける環境が整っており、施工管理の現場で活躍する女性社員もいます。

公共施設・中高層マンションと言った大型の建物から、保育園・各種工場といった専門施設、個人用の戸建て住宅まで、多種多様な建築物の施工を行っているため、幅広い分野で経験と実績を積むことができるのも当社の特徴です。
また、設計部を有しているため、社内にて、〈 調査〜企画〜設計〜施工 〉までをワンストップで対応できるため、迅速な対応と細かな配慮が可能です。

福岡市内を中心とした建築工事・施工を専門としているため転勤もなく、市の中心部や当社周辺地域の開発といった“街づくり”に携わることができるのも、当社で働く魅力といえます。

「何もなかった土地に、ゼロから建物をつくりあげる」。その過程をリアルに体験できるのが、施工会社の何よりの醍醐味です。ものづくりが好きで、それを誇りに思える人。1つの建物を建てるために、お客様や職人といった多くの人と向き合える“明るさ”を備えた人。次の50年をより実りあるものにしていくためにも、そうした若い“人財”との出会いを大切にしたいと考えています。

経営理念は「過去に感謝、現在に挑戦、未来に飛躍」

過去に仕事を発注くださったお客様に心から感謝すること。過去の実績に甘えることなく、目の前の仕事を最良にするために常に新しい技術の習得に努め全力を尽くすこと。そうした仕事の積み重ねで、さらに先の大きな未来につなげていくと我が社は考えております。

お客様の満足が、次の建物の受注につながり、建物1棟1棟の満足が“技術の内藤”という信頼につながる。その信頼が、お客様からお客様へとつながっていく…。

これからも「過去に感謝、現在に挑戦、未来に飛躍」という理念を胸に、社員一同、「信用を大切に信頼される仕事」で、目の前のお客様、そして一つひとつのものづくりに、真摯に取り組んでまいります。

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