内藤工務店

工事部 主任

2016年4月入社

進藤 亮

経歴

こどもの頃「大工になりたい」と夢見て福岡大学工学部の建築学科に進学。
現在は工事部の主任として施工管理業務を担当。母校でもある福岡大学の新体育寮に携わりながら、日々やりがいと自身の成長を感じている。

工事部の業務内容

施工管理には、大きく分けると安全管理・品質管理・原価管理・工程管理という業務があります。そのなかで今私は、安全・品質・工程管理を担当しています。
現場での仕事は、毎朝8:00の全体朝礼から始まります。朝礼後は、現場を巡回しながら各業者さんと個別に打ち合わせし、事務所で図面のチェックや修正などの事務作業を行います。その後、昼礼に向けて所長と前打ち合わせをし、昼食後は、13:00から昼礼、2度目の現場巡回を行い、事務作業を再開します。夕方、その日最後の現場巡回を行い、工事の進捗を確認…という毎日の作業を繰り返しながら、常時50人弱の職人さんがスムーズに工事作業ができるような環境を日々整えています。

仕事の相棒

マッキーのペン、フリクションペン、赤鉛筆
マッキーのペンは現場で、フリクションペンは事務作業で、赤鉛筆は現場の「墨出し」(工事の進行に必要な線・形や寸法を表示すること)などにも使っています。メモをとることが多いので、筆記具は常に持ち歩いています。

1日のスケジュール

  • 7:30

    出勤

    朝礼前にその日の予定を確認

  • 8:00

    現場で全体朝礼

  • 9:15

    現場巡回

    各業者さんと個別の打ち合わせ

  • 9:30

    事務作業・打ち合わせ

  • 11:00

    昼礼前打ち合わせ

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    昼礼・現場巡回

  • 14:30

    事務作業・打ち合わせ

  • 17:00

    現場巡回

  • 18:00

    退勤

エピソード1 『内藤工務店』という環境

内藤工務店へ入社したきっかけ

実家の前に大工さんの加工場があって、小さい頃からよく遊びに行っていました。それで「大工になりたい!」と思ったのが、建築に興味をもったそもそものきっかけですね。
福岡大学工学部の建築学科に進学し、建築の現場で大工さんと一緒に仕事ができる施工管理という職業があることを知りました。 転勤がない地場の会社で、大好きな地元・福岡の建築に携われることが、内藤工務店に入社した決め手です。

工事部で経験を積むなかで成長したこと

今年で入社7年目になりますが、年を重ねるにつれ、内藤工務店の現場監督という立場で発言する責任の重大さを痛感するようになりました。自分のひと言が、工事の流れや仕上がりに影響しますし、大勢の職人さんたちを束ね、現場をコントロールしていくためには、一つひとつの指示に確固とした根拠が必要です。
そのために朝礼で話す内容を見直す時間をつくっていますね。
『事前に情報を集め、自分の考えを構築したうえで業務に臨む』これを習慣にしたことで、施主様や職人さんに主体的な意見を発言できるようになってきました。一歩一歩成長できていると感じてます。

現在担当しているのは、私の母校でもある福岡大学の新体育寮です。着工し約3年半になりますが、今では所長とともに会議に参加し、設計士や施主様の意見を直接聞いたうえで、施工に携われるようになりました。

エピソード2 『つくる』ことへの想い

エピソード2 『つくる』ことへの想い

仕事の忘れられない思い出

施工管理業務の魅力は、自分が立てた予定や調整した図面をもとに、建物が完成していく過程と喜びを共有できることです。
工事現場では、考えなければならないことも多くて日々勉強の連続ですが、工事がスムーズに進み、建物が無事完成したときは大きな達成感を感じます。
個人的には、足場を解体し、建物の意匠が見える段階が、気持ち的にもひと段落し、ほっとする瞬間です(笑)。 それと今携わっている現場は、母校で建築の仕事に関わる貴重な機会でもあり、忘れられない思い出になると思っています。

現場監督として独り立ちを控えて

2023年3月から現場監督として独り立ちさせていただく予定です。不安も少しありますが、ワクワクする気持ちの方が強いです。
入社してからの7年、そしてこの現場で3年半、学んできたことを活かして、一人になっても冷静に、一つ一つの業務に取り組んでいきたいと思っています。
内藤工務店には、尊敬できる現場監督がたくさんいます。上司の仕事ぶりを学びながらキャリアを積み、毎回自分の発想では思いつかないような独創的な建物の設計図を、効率的に、また強度も兼ね備えた施工方法で形にしていくのが目標ですね。

建築業界を目指す若者へ

内藤工務店で、建物の建築を通して故郷・福岡の街を活性化できる仕事ができていることに、大きなやりがいがありますよ!仕事をしていると行き詰ったり、悩んだりすることもありますが、相談できる上司も多いので、がんばって乗り越えていけると思います!
それと、工事の手順にはすべてそうしたほうがよい理由や根拠があります。知らないことやわからないことがあれば疑問のままで終わらせず、積極的に質問して、建物ができあがっていくしくみを理解していってほしいなと思っています。

話してくれた人

進藤 亮

2016年4月入社 工事部 主任

趣味は、ラグビー、ゴルフです。ラグビーは学生時代から、ゴルフは社会人になってから始めました。毎日の楽しみは、家で晩酌することです。

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